通信販売・訪問販売・電話勧誘などにおいて、一定期間内であれば無条件で契約を解除できるクーリングオフですが、バイク買取にも適用されます。
ただしこれは、出張買取に限ります。
店頭での買取は、訪問販売などに該当しないので適用外です。
また出張によるバイク買取であっても、店頭で売却の手続きを行ったり契約書を郵送で取り交わした場合などは対象外となります。
出張先での契約が、大前提です。
当然ですが、無条件で解約できるのは契約日を含めて8日以内ですので、この期間を過ぎれば不可能となります。
もちろん、契約締結時に悪質と思われる行為が認められる場合は、期間が過ぎても買取契約の無効を訴えることができます。
そして口頭でも可能ですが、内容証明郵便・簡易書留・特定配達記録郵便といった記録が残る形にした方が、トラブルの際には有力な証拠となります。
最近ではクーリングオフに対応してもらえない悪徳業者も増えているので、買取の際には契約書をしっかりと確認することが重要です。
バイク買取をお願いする際には、できるだけ購入時の部品を揃えておくのが、査定額を高くするためにも重要です。
特に忘れてはならないのがスペアキーです。
エンジンをかけるために必要なキーですが、一本だけでは紛失してしまうことも多く、ほとんどの製品には予備用のキーがもう一本つけられています。
バイク買取店ではこのスペアキーが一緒に持ち込まれていると、お店によっては高く査定してくれることもあるようです。
鍵が2本そろっていれば新たな購入者にとっても利便性が高まることになりますし、セキュリティの面でも安心して購入することができると言えるでしょう。
鍵が2本あるということは、オーナーがそのバイクをしっかりと維持してきたことの表れでもあります。
もし何かをなくしてしまっているオーナーの場合、車体の品質面でも不安を感じざるを得ません。
きちんと揃えている所有者からならば、高く買い取りたいと考えるお店も多いのではないでしょうか。
手元に揃っているのであれば、ぜひ一緒にお店へ持ち込むようにしてください。